Q.パーマやカラーをするときの前処理・後処理とは何ですか?
A.薬剤によるダメージから髪を守るためのものです。
パーマやカラーなど薬剤を使う前にする処理を前処理といいます。
薬剤で髪が傷みにくいように保護したり、内容成分を補給したりしてから施術時することにより、より良い仕上がりを得やすくなります。
傷んでいる毛先と、健康な髪では薬剤の浸透や効き目が違ってくるからです。
後処理は薬剤を流すときにする処理のことです。
薬剤を使った施術後しっかりと洗い流しても、どうしても髪に残ってしまう残留アルカリというものがあります。
これが後々、髪を傷ませてしまう原因になります。ですので、これをしっかりと除去してあげる事が大事です。
また、アルカリ性に傾いたph(ペーハー)を、もとの髪の状態の弱酸性に戻していくphコントロールの効果もあります。
短時間でササッと行う施術ですが、実はとっても大切な工程なのですね。
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