【実例】すぐに黄色っぽく退色してしまうのを、アッシュ系カラーと内部&外部補修型トリートメントで綺麗に改善

実例

□本日のお客様

港区よりお越しのTさん。

前回染めてから時間が経ち、色が気になってきました。

毛先もカットしたいそうで、

〝カットとカラー〟

のメニューでご来店いただきました。

□来店時の状態

前回染めたカラーが退色してきて、毛先のほうを中心に、〝黄色っぽい色〟になってきています。

また、毛先には乾燥によるダメージが出始めてきていて、〝パサっとした質感〟に見えてしまうのと、手触りが落ちていて、手グシが引っかかるようになってきています。

□カウンセリング&ご提案

長さは伸ばしていきたいとのことでしたので、長さの印象は変わらないように毛先1.5cmくらいをカットしていきます。

色は気になる黄色味を抑えながら、アッシュ系のカラーにしていきます。

仕事的にあまり明るいのはNGなので、落ち着いて見えるような感じにしていくことになりました。

毛先のパサつきが気になるので、トリートメントも追加して髪も綺麗にケアしていくことになりました。

□髪質データ

Tさんの髪質は、

・直毛

・柔らかめの

・太さは普通くらい

・乾燥毛

と、いった感じです。

もともとの髪質としては、ツヤも出やすい髪なので、ダメージを最小限に抑えたカラー剤と、トリートメントメニューでダメージをケアしながら本来の髪の美しさに近づけていきたいと思います。

□薬剤選定

染めてから時間が経過すると、色が「退色したなぁ‥」と感じやすい髪質ですので、根元の新しく生えてきている新生毛には、1剤とミックスする2剤の力を少し弱めで配合していきます。

毛先には、アッシュ系を入れていくのですが、単品だけで色を入れてしまうと、〝色の定着が悪くなる〟ので、ベースとなる寒色系のブラウンも配合していきます。

足りていない色素を、バランス良く配合していくことで、〝色持ちの良い〟綺麗なカラーに仕上がります。

今回、毛先は〝色素をたす〟だけで良いので、ブリーチ力のない薬剤を使いながら髪への負担を〝最小限〟におさえていきます。

□施術工程

まず「カット」からすすめていきます。

長さが短くなったと感じないようするには、1番外側の〝長さの印象〟を決める〝アウトライン〟を切りすぎないことが重要です。アウトライン長さは少し長めに残しながら、全体のベースを整えていきます。

毛量調整は、むやみやたらにすいてしまうと、〝パサつき〟の原因となりますので、必要最低限の〝髪がたまる〟部分だけをカットします。

「カラー」はしっかり前処理でダメージ部分をケアしながら、根元の新生毛の部分から染めていきます。その後、毛先の色を入れていくのですが、髪の表面の退色している部分から塗布していくことで、色の入りが均等になり、綺麗な染まりあがりになります。

「トリートメント」はシャンプー台で、しっかり内部補修&外部補修をしっかり行い、手触りの良い仕上がりを目指していきます。

□仕上がり☆

綺麗なアッシュ系になりました

黄色味も消えて落ち着いた印象に。

カットとトリートメントで〝サラサラ〟になった髪にもご満足いただけたご様子でなによりです^ ^

□Before&After

Before

After

かなり印象が変わりましたね。見た目にも髪が綺麗になったのを実感できるかと思います。

髪には〝自己修復機能〟というものがないので、ケアをしてあげないとその〝傷み〟は、放っておいてもけして良くなることはありません。

ですので、傷みが気になりやすい方は、意識して定期的なケアをしてあげると良いですね。

□コテ巻き仕上げ

ササッと巻くだけで華やかな雰囲気になりますね!

Tさん、本日はご来店ありがとうございました。

自宅でのお手入れも続けて頑張り、綺麗に伸ばしていきましょうね。

またのご来店楽しみにしています!

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□本日のメニュー

・カット

・カラーリング

・トリートメント

髪の〝傷み〟や〝退色しやすい〟などの悩みがある方いましたら、まずは気軽にご相談くださいね!

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